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お琴・三味線・和楽器の修理
うけたまわります
琴の糸替え
三味線の皮張り
琴・三絃をはじめ、篠笛・尺八・太鼓・付属品や楽譜など和楽器全般を多数取り揃えております。
また、琴の糸替えや三味線の皮張り、その他修理も承ります。持ち運びの難しい和楽器などは出張も承ります!
ナカオ楽器の「姫印」は、厳選された良材を用い天然乾燥数年後に、豊富な経験と高度な技術を持った技術者が手づくりする木の芸術品です!
あれ?と思ったら
よくあるご質問
長いあいだ使わずに置いてある楽器は音色が変わっています。また普段よくお使いになる楽器であっても、少しずつ状態が変化し音色に影響が出ます。発表会の前など、気づいたタイミングで当店にご相談ください。
お琴に関するご質問
- 糸替えのタイミングは?
- いつも弾いているところがもさもさと毛羽立ってきた、数本撚って作られている糸のうち一本が切れている、など糸の状態が悪いとき。また、あまり使っておらずきれいに見えても、前回の糸替えから2~3年経っていれば糸替えをおすすめいたします。糸替え以外にも弦は長さに余裕を持って張っています。切れてしまった部分をカットし、弾いていない箇所を持って来る切り送りという方法もあります。また弦をそのまま天と地を入れ替える天地変えという方法もあります。
- 糸締めのタイミングは?
- 弾いていて柱が動く、押し手が緩すぎるなど弦が緩いと感じたとき。弦を替えてから柱を立てたままの場合、一か月程で弦が伸び音色が落ちます。本番用のお箏は弾かれた後、毎回柱を外すことをお勧めします。
- 一本から糸締めしてもらえますか?
- 一本から糸替え、締め替え共に対応しております。爪が当たる位置で切れた場合、他の弦も爪により消耗しております。切れた弦の一本のみを替えても、すぐまた他の弦が切れますので、十三本全て替えられることをおすすめします。
三味線に関するご質問
- 皮の張り替えのタイミングは? 破れていなくても張り替えたほうがいい?
- 三味線を左右する最も大切な要因は、皮の張りです。皮はよく張れば張るほど、音は良くなりますが、破れやすくなります。どんなに良い三味線であっても、皮が緩んでいては良い音は出ません。皮は張りたてが一番良い音が出て、徐々に緩んでいきます。気持ちよく良い音で演奏していただく為、大切な演奏の前には皮張りをお勧めします。
- よく皮が破れるのですが、どうすれば長持ちしますか?
- 皮は急な湿度の変化に非常に弱く、暑さを嫌います。夏から秋にかけて、気温が高く空気が乾燥し始める気候が、一年を通して一番破れやすい時期です。また、長期間使わずにしまっておくと、皮が破れていることが多いです。皮も自然のものである為、100%破れないように扱うことは不可能ですが、少しでも破れにくく管理するには、湿気を通しにくい和紙袋や桐のケースに入れ、なるべく頻繁に弾いて頂くことが大切です。